備忘録「クリスマスイブの音楽会」2017.12.24
昨年の9月3日に近郊で行われた「大沼JAZZフェス」
なにげに、一人でふらりと足を運びフェスを堪能していた時に
大きな出会いがありました。
秋の夕方、風は冷たくさすがに防寒着がなければ、その場にいられないほどの寒さ。
そこに真っ白なワンショルダーのミニスカートのドレスで現れたのは、
ジャズヴォーカリストの玉村優香さんと演奏者の方々。
札幌からやってきた「優香クインテット」は、ギターの町田拓哉さん、
チェロの宇田梓さん、ヴァイオリンの浜島泰子さん、そしてトロンボーンの
菅原昇司さん(菅原さんは、この時は参加されていませんでした)の5人編成ユニット。
雄々しい駒ケ岳が秋空に栄えた中、演奏がスタートし、優美な音色が場を
温かく包み込みました。
優香さんの歌声は、良い意味で想像を裏切り、力強さと繊細さの両義を
持ち合わせたパワフルな歌声に会場中が魅了されました。
私は、そんな彼らを観ながら、この場に来て良かったと静かに思ったのです。
演奏後、一人でフェスを堪能していた優香さんと話す機会が出来、
談笑。出会ってたった5分で強い縁の様なものを感じました。
その後、たった5分話したご縁が花が咲かせ、私は生まれて初めて
LIVEを主催することになりました。
更に後日、一人で参加した地元のイベント「バル街」で
演奏していたパーカッショにスト小田桐陽一さんに再会し、
主催ライブをする事になった経緯を話すと、「一人で色々すごいですね!手伝いますよ!」と、
小田桐さんの心強い言葉と力強い眼差しを受け、出演して頂きたいと思ったのでした。
こうして、役者が揃い優香クインテット×小田桐陽一「クリスマスイヴの音楽会」が
動き出しました。
昨年の12月24日道南で最大級の広さを持つBAR北風さんで行ったライブは、
クリスマスイヴの夜にふさわしい幻想的な雰囲気でお客様に喜んで頂けました。
準備中の間に、様々な出会いがあり、ご縁が生まれ、至らぬ初心者の私を
沢山の方々が支えてくださった。
この時、イベントは、おもてなしの心で、真心をこめて行っていくのだと
身を持って経験させてもらいました。
一人で自発的に行動した先に、それぞれがの方々が出来ることで手を貸して
下さる。結果、一人ではない事を学ばせてもらい心からの感謝が湧き上りました。
後にライブを終えた優香さんがくれた言葉が未だに忘れられません。
「あの場は、アキさんが創ったんですよ。あんなに温かく包まれてる
感じで歌わせてもらえるライブもありません。本当に良かったですよ」と…
私と云うよりは、お客様とアーティストの方々のおかげで創り上げれた
温かい場であったように思います。
お越し頂いた皆様、お力を貸してくれた皆様に心からの感謝を。
ありがとうございました。
2回目もどうぞ楽しみにして下さい。
ライブ備忘録
ライブは、710candleさんの柔らかなキャンドルの灯りの中で
小田桐陽一さんの南アフリカの楽器「カリンバ」の演奏からスタート。
幻想的な雰囲気の中でのカリンバの音色は、心もカラダもほぐれる様で、
とても心地良かったです。
小田桐さんの演奏が終わると優香クインテットの登場!
圧倒的な演奏と歌声に一気に魅了され、音楽と人と空間が一つになった
そんな2時間でした。
中でも中島みゆきさんの「糸」では、沢山の方が感動に包まれ、
ハンカチを手にして、涙を流すかた続出。
元々好きだった「糸」が優香クインテットのおかげで更に好きになりました。
ギタリスト町田拓哉さんとのDUO「イングリッシュマン」も最高でした。
菅原さんのトロンボーン、泰子さんのヴァイオリン、宇田さんのチェロ
どれをとっても最高の一言。感無量な一夜でした。
そんな優香クインテットと小田桐陽一さんのライブが今年の12月に
帰ってきます。12月8日「クリスマスの音楽会2」主催は、YELLOW BRICK。
昨年は、一度きりで終わると思っていたライブ主催が今では、
ライフワークになっていようとは今でも信じられない気持ちでいっぱいです。
この大きなキッカケをくれた皆さんに沢山の感謝をエンターテイメントとして
お返し出来る様、日々楽しいことに邁進したいと思います。
YELLOW BRICK主催ライブ
12月8日優香クインテット×小田桐陽一「クリスマスの音楽会2」
詳細未定
注意: 画像は、昨年のフライヤーです。
優香クインテット道南ツアー
10月9日(火)優香クインテット×小田桐陽一×森ようこ
こちらは、完全にお客さんとして楽しみにしています!
一緒に行きませんか?